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2014年2月

2014年2月28日 (金)

わらつと納豆づくり

以前、農業雑誌に「天日干しした稲ワラには、腸内の悪玉菌を抑える納豆菌がたくさんついていて、牛もよく食べる」と書いてあるのを読んで、ぜひ、うちの無農薬・天日干しの稲ワラで納豆をつくってみたいと、夢を膨らませていました。

「納豆したいさかい、あんたんとこのワラわけて~」と言っていたカツエさん(79)が、昨年12月半ば、納豆を作るというので、見せてもらいに行きました。

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カツエさんは、煮た大豆に納豆菌をまぶしていました。市販の納豆を少し混ぜる人もいるそうです。タッちゃんは、菌は何も入れないそう。豆の煮方も保温方法も、みんな、それぞれやり方が違います。

1月末、タッちゃん(83)のお家に、わらつとの作り方を教えてもらいに行きました。以前、タッちゃんに、「わらつとの作り方教えて」とお願いしてあったら、「今日は、風もないし、お日さんでとるさかい、しょうか」と電話してきてくれました。

タッちゃんは、毎冬、もう何十年も納豆づくりをしてきました。慣れた手つきで、手早く「つと」を作っていきます。

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2月6日、前日に浸けてあった大豆を柔らかくなるまで煮て、いよいよ仕込み開始です。このころは、本当に寒く、最低気温マイナス3度、最高気温2度みたいな日が続いていました。「一年で一番納豆づくりに向いとる」そう。

「(仕込む)様子を見に行ってやりたいけど、寒うて、行けんわ」と、タッちゃん。こんな寒い時に、単車で来てもらうわけにはいきません。ありがとう。心細いけど、一人でやってみます。

わらつとに、熱湯をかけて消毒。納豆菌は熱に強く、100度で10分煮ても耐えられるそうです。

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わらつとの真ん中に、柔らかく煮た大豆をいれていきます。

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稲ワラに棲む、天然の納豆菌でじっくりと発酵させてみたいという気持ちと、初めてで、無事発酵するか自信がないという気持ちで、結局、半分の豆には市販の納豆菌を種菌に少し混ぜて、もう半分には何も入れずにしてみました。

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そして口を閉じて

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米袋に入れていきます(タッちゃんは、「かます」という、ムシロで作った袋みたいな形のものに入れるそうです)。2本入れては、間に、わらつとをつくるときにできた、ワラの「はかま」をはさみ、わらつとを全部入れ終わったら、最後に、残ったはかまもぜんぶ入れて、納豆菌が全体に行きわたるようにします。

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あらかじめ、ぬくぬくしておいたこたつに入れ、納豆がねてくれるのを待ちます。

1日経つと、すごい納豆臭がしてきました。2日目にこたつを切って、そのまま、温かさをフェードアウトさせてゆき、3日目に取り出しました。

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市販の納豆を混ぜたものも、何も混ぜなかったものも、同じようにねばーっとなりました。

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ワラを見ても、納豆菌がついているのは見えませんが、こうやって大豆を入れてねかすと、ああ、納豆菌がいるんだと、見せてくれます。

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2014年2月 8日 (土)

節分

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ものごころついたときから、毎年繰り返される年中行事です。

幼いときは、父や母、兄や姉と一緒に、大きな声で「鬼は~外、福は~内」と言って、玄関や勝手口など、あちこちの入口の前で豆を撒きました。祖父や祖母は家の中から声を聞いていました。

だんだん大きくなってくると、ご近所に聞こえるくらい大きな声で「鬼は~外」というのが恥ずかしくなって、相変わらず大きな声で、楽しそうに「鬼は~外」と言っている母の横で、小さく「鬼は外」を言ったり、そのうち、節分の夜も用事があって、家に居なかったり。

そして、今、私が幼なかった頃の母と変わらないような年になって、私もまた、ご近所さんに聞こえるくらい大きな声で、とねりさんと一緒に「鬼は~外」と豆まきをしています。

今年も、誰も寝込んだりせず、こうやって、豆まきをして、年を越せることは、本当にありがたいことです。

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実家では、豆の数は、「数え年プラス一つ」で、豆をいただいていました。

実家を離れて、下宿していた学生の頃も、いつも豆は実家から送られてきました。

毎年、一粒ずつしか増えていかないのはずなのに、いつの間に、こんなにたくさんになったのかとびっくりしてしまいます。

ちなみに、この豆、ラクはぺろり、フクやメイもムシャムシャ、ピーコたちには大きすぎるので、細かく砕いてやると、コツコツ食べていました。

そういえば、祖父は、一度に食べきれない豆を、お粥さんに入れたりして、長いことかけて、たべていました。祖母も、母に、ミキサーかなんかで粉状にしてもらって、きなこにして食べていました。

そして、恵方巻き。

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以前、集落の一番奥に住んでいるタッちゃん(82)が、鹿の「せみ」(生食できる背ロースの部分)を細長く切って、マグロの鉄火巻きのように寿司にして食べると言っていたのを思い出し、今年の恵方巻きは鹿巻き2種を作ってみました。

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うちでとれた黒米の酢飯に、太巻きには、ピーコたまごの卵焼き、ミンチにした鹿肉を甘辛くそぼろにしたものと壬生菜を、中巻きには、鹿の背ロースのタタキとミツバを巻きました。

ありがたいことです。祈り、感謝して、いただきました。

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鰯とひいらぎの飾りを、今年はとねりさんにお願いしたら、なんとも斬新な飾り方。

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ぽかぽか陽気の節分の次の日は、一転、また雪降りの立春でした。

 

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