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2013年6月

2013年6月10日 (月)

もう6月!!!温湯消毒~田植えまで

気がつけば、もうすぐ、6月も半ば。前回の更新が2月だったことに、唖然としてしまいます。

                        ※

今年も繰り返す、春の暮らしや、新たなできごと、またお伝えしていきますね。

今回は、田植えまでの田んぼ仕事を、ダーッとご報告。Img_8219_427x640

4月17日。わが舎の山桜が満開のころ、種籾の温湯消毒と、塩水選をしました。いよいよここから、稲刈りが済むまで、ずっと関わり続けることになります。

一年に一度のこと、失敗はできないので、とても緊張します。

フミエさんは、「こういうことは、(旦那と)ケンカしもってするもんや。どの家もそう。そうでないと、よい米はできん」といいます。

実際、ナガちゃん家の種籾まきを手伝いに行くと、二人とも戦闘態勢で、笑ってしまいます。米づくりのスタートはみんな真剣で、アドレナリンが出まくっています。

昨年は、フミエさんの教えを守り、とねりさんと、わーわーいいながら温湯消毒しましたが、今年は段取りもわかってきて、穏やかにすみました。よい米になるかしら。

温湯消毒は、60℃10分。

次に卵の浮き具合で塩分濃度を測って、塩水選。Img_8218_640x427 

浮いた種籾を捨て、沈んだ種籾だけをつかいます。Img_8228_640x427

家の前の冷たい沢の水で、積算100度になるまで、ゆっくり水に浸漬し、時間をかけて種籾を「鳩胸」にします。

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5月1日、「鳩胸」になり、芽が出る準備が整った種籾を播きました。昨年は田植えの際、ひどい欠株になったので、今年は、昨年より少し多めに、一箱に100グラム(浸漬後重量)蒔きました。Img_8292_427x640

今年は、苗箱の数をうんと減らし、昨年よりも小さな苗代。1~2本植えで、植える間隔も広くするから、苗箱も少なくっていいんですって。でも、心配だから、もっと播きたいんですけど、「苗が余れば、残さず植えたく(密植したく)なるだろ」って。

このころ、とても寒い日が続いたので、苗代のトンネルの中に、パオパオシートでも被せたかったのですが、とねりさんに「舎長は『冬にスモモにチョッキ着せたげたい』やとか、『苗床にパオパオ被せたい』やとか、オバアか」と却下されました。

だって、寒いのは不安なんです。Img_8296_427x640

5月22~24日、畦付けをしました。

昨年はナガちゃんに、「あぜぬーる」っぽい名前のマッハの畦塗り機で、ダダーッと畦つけしてもらいましたが(下の2枚は昨年の写真です)Img_4294_640x427 Img_4303_640x427

今年は、とねりさんが、ぽちぽち、土を練って、畦つけ開始。Img_8573_427x640

そこに師匠ナガちゃん登場。畦の付け方の見本を見せてくれます。Img_8599_427x640

本当に、手早く美しく、軽やかに畦つけするナガちゃんに、感心しきりな私たち。鍬や、鋤簾(じょれん)の使い方は、ひとつひとつ勉強になります。

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そして、一度目の代掻き(荒代)。今年は、除草対策のため、少し早めに一度目の代掻きをして、雑草が生えてきたころ、もう一度代掻きをするやり方をしてみました。Img_8602_640x427

スモモたちも、草刈り班で頑張っています。Img_8584_640x427

2度目の代掻きは、できるだけ均平になるよう、丁寧にトラクタをかけます。田植え直後に深水管理をし、ヒエを生やさないようにするためです。Img_8656_427x640

その横で、テッちゃん夫妻は、田んぼにぎっしり生えたヒエを取っています。私たちは、これが、どれほどきつい仕事か知っています。がんばれ、テッちゃん!Img_8657_640x427_2

籾蒔きからひと月後、少々背は低いですが、がっしりしたよい苗になりました。Img_8661_640x427_3

今年は6月3日、昨年より一週間遅い田植えです。Img_8674_640x427

昔からこの辺りでは、田植えの時にはエンドウ豆ご飯を朴の葉っぱでくるんだ「朴葉飯」が定番でしたが、最近は田植え時期がひと月も早いゴールデンウイーク中になり、そのころにはまだ、朴の葉っぱはひよひよ、エンドウ豆もできていないので、「朴葉飯」はできません。Img_8668_640x427

5月半ばくらいから、二日に一度「もう田植え済んだか?はよ植えや」と電話してきてくれていたタッちゃん(82歳)も誘って、田植え祝いのお昼ご飯。Img_8677_640x427

本当は、田んぼの畦で食べたかったんですけど、暑いので、うちの裏庭の栗の木の涼しい木陰でいっぷくしました。Img_8679_640x427

百姓仕事は体力的に本当にきつい仕事が多い。朝から晩まで働いても、農業で食べていくのはたやすいことではありません。でも、だからって、「割に合わん仕事」「あほらしい仕事」なんて言い方だけされるのはもったいない。

喜びでもあり、楽しみでもあるんです。だから、このハレの日を、準備作業で多少眠くったって、腰がげこげこしてたって、ニコニコ張り切って迎えるんです。 Img_8684_427x640  

今年も無事、よいお米ができますように。

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