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2012年3月

2012年3月30日 (金)

みそづくり

今年は寒さ厳しい日が続いたのと、冬の間中、家の改修工事をしていたため、うかうかしていて、はっと気がつけば、もう3月も終わりです。

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先日、やっとこさ、しいたけの菌打ち作業は終えましたが、おみそもまだ作っていないし、どぶろくや甘酒も、もう1回くらい作りたいし、ソーセージやベーコンも作っとかないと。

あれほど待ち望んだ春ですが、いろんなものが眠っている間にやっておきたい冬仕事もどっさりあります。

ここでの暮らしに厳しい冬はかかせません。

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今日は、おみそを仕込みました。

まず、一晩水に浸けた大豆をやわらかくなるまで煮ます。親指と小指で豆をはさんで、力を入れずに潰れるくらいの固さが目安。

大豆を炊く方法は、ガスや練炭や圧力鍋、年によっていろいろです。

お豆が熱いうちに、手で潰します。あらかじめ、混ぜ合わせておいた糀と塩を、潰した豆と混ぜ合わせます。そして空気を抜くように丸い玉んこにし、それを、甕にめがけて、えいやーとたたきつけ、さらに、空気を抜いていきます。

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全部甕に入れたら、表面を平らにし、ラップをぴちっと敷いて、その上に塩を敷いて、蓋をして保存。

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そうして、2~3年、じっくり寝てもらったあと、わが家の食卓に登場してもらいます。

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どんな味になって再会できるか、楽しみ。

2012年3月29日 (木)

しいたけ菌打ち

3月25日、雪の降るなか、わが家の梅が開花しました。

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雪が、みぞれになったり、雨になったりする、とても寒い一日でしたが、しいたけの菌打ち作業を開始。

このくぬぎのほだ木は、2月半ば、ナガちゃんととねりさんが山から切り出し、わが家用にいただいた105本分です。

私もほんの少し、山にいってお手伝いをしましたが、ナガちゃんにとって、この過酷な労働は、原木を売るためでもなく、菌打ちをしてしいたけを売るためでもなく、もちろん、誰かに雇われた労働でもなく、暮らしの仕事。

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ドリルで15センチ前後の間隔で、千鳥状に穴を開け、駒菌を木槌で打ち込んでいきます。

一日休んで、とてもおだやかに晴れた一昨日は、とねりさんと二人のんびり菌打ち。

昨日、春の嵐の吹くなか、無事、菌打ち作業終了。しいたけ2種類、なめこ、むきたけ、たもぎたけの計5種類3500駒の菌を打ちました。

菌打ちしたほだ木は、数か月「ごんぼ積み」したあと、「立て込み」(写真後ろ側に見える立て方)にします。

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しいたけが採れるのは、菌打ちしてから二夏過ぎてから。なんでも時間がかかります。

2012年3月26日 (月)

コンクリートうち

厳しい寒さのため、延期になっていた土間のコンクリートうちが、一昨日行われました。

あいにくの雨の中、大阪から、「やんそっぷ建築団」(大阪梅田にある雑貨とカフェスペース「ほなな」に集う愉快な仲間たち)のみなさまが続々かけつけてくださいました。

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当初はフネ(箱)で、手練りをする予定でしたが、数日前、ばったり出会った知人に、年代物のコンクリートミキサーを貸してもらえることに。全身錆びていて、ところどころ苔むしていて、蜂の巣あとがあったりする、かっこいいミキサーです。

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コンクリートをこねるのも、塗るのも、本当に腰にくる、厳しい肉体労働です。それなのに、惜しみなく働いてくださるみんなの姿に、何度も涙が出そうになりました。

こうやって、みんなに作ってもらった床の上に立って仕事ができるなんて、なんて幸せなことでしょう。

私も、とりこと業、がんばらないと、と、身の引き締まる思いです。

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愛あるコンクリート床完成間近!

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今回は、日帰りで、運転者が数名いたので、ノンアルコールビールで乾杯!

今度はゆっくり、お酒飲みましょうね。

本当にお疲れさまでした。

2012年3月 9日 (金)

竹小舞と石膏ボード

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厨房予定部屋と、その隣の部屋の荷物と床板や根太などを全部取り払って、さて、これから、どうやって直していこうか、ご近所さんたちのアドバイスもうけながら、うんうん悩んでいたとき、たまたま、目の前にあった内壁の、昭和の香りのする、ところどころきらきらした繊維壁をめくってみると、その下から、何とも美しい土壁が現れました。

この土壁を残し、上部は土壁のまま、下部は腰板を貼る方針で進めていったのですが、この壁に接している柱の腐った部分を取り払い、新しく継ぎ足したり、下の部分を修理しているうちに、土壁に隙間ができたり、崩れた部分があったりで、このまま残すのは無理と判断し、残念だけど取り壊すことにしました。そしたら、今度はその下から、これまた、美しい竹小舞が現れました。この壁は外と接していなかったせいか、少しも朽ちることなく、竹もワラ縄もきれいなまま残っています。

竹小舞とは土壁の下地に使う細い竹のことです。
土壁の下地を小舞といい、竹などを格子状に編み込んで構成されています。 その竹小舞へ泥壁を押しこむように塗りこむと、時間が経つと強靭な壁が出来あがります。

いつも、体を動かし、働いていたいナガちゃんは、お孫さんの習い事の送り迎えや、フミエさんの医者通いの送迎の間をみて、うちの大工仕事にやってきてくれます。

ナガちゃんが、この壁を見て、「これ、わしが竹を編んだんや。編んだ竹の、小さい隙間に手を入れて、ワラ縄でくくるの、手が痛かったなあ」。と懐かしそうに言いました。土壁に混ぜる切りワラも、自分で切って練ったそうです。

26歳のナガちゃんに出会えた気分になりました。

切りワラの入った土壁の土は、畑に入れてもよい肥料になるし、これを水で練ったら、また土壁として使えるそうです。

土壁も竹もワラ縄も、全部ちゃんと土に還る。

新しいときはきれいでも、それが朽ちていくとき、美しいかどうか、はっきり違いがでると思います。

美しいものかどうかは、時間が選別してくれる。

とても時間と手間のかかる竹小舞は今回は、とうてい無理ですが、いつか、家を建てる機会があるなら、ぜひやってみたいなあ。

今回は、ボロボロになった土壁を落とし、枠をつくり、そこに石膏ボードを貼ることにしました。石膏ボードが朽ちても、 やっかいなゴミになるだけですが。

プロの大工さんに頼んで、ぴちっとすきっとしてもらうのもわるくない。でも、私はこの、ナガちゃんと、とねりさんと、 毎日ぽちぽち進んでいく 、宝物のようなおだやかな時間に感謝せずにはおれません。

 

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